住人n.sの日々のこと
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こころを揺さぶられる読書
評価:
三浦 綾子
新潮社
¥ 660
(1973-05)
読みました。ついに読みました。
不朽の名作として
名高い作品だけになんとなく読まずにいたけれど。

こんなに壮絶な物語だったとは!
グシャグシャに魂を握りつぶされました。
心を揺さぶられる読書ってこれか!と
思い知らされました。


本を読んでるときに
あまりのショックで
思わず自分の口を手でふさいでしまうなんて、
そんなの初めての経験でした。

「信仰」って
いったいなんだろうと考えさせられます。

いままでは信仰心って
こころの弱い人間が、拠り所を求めて
なにかにすがりつくことだと思っていた。

でも、この作品を読んで
少し考え方が変わりました。

「すがりつく」なんてものではなくて、
もっと高いところから世界を見下ろしているような
感覚なのではないか、と。
その心境は、ものすごく人を強くやさしくするのかもしれない。

だからといって
わたしが何かを信仰するわけではないけれど、
受け入れ幅が少し広がった。
本をたくさん読むと、想像力が育まれ
いろんなひとや物事を受け入れられるようになるというけれど、
そのことがよくわかりました。


何かとてつもないものが
自分の中をビシバシと大きくぶつかって
こころの振幅を一気にでかくしたような気がしました。


もう涙すら出ないほど、
哀しい哀しいラストです。

あとがきを読んで、
この作品が実話を元にしてるというので
さらにビックリしました。

所詮は物語のなかのできごとよね、と
高をくくっていたら
まともにカウンターパンチを喰らいます。

人間として生まれたからには
読まずに死ねない一冊です。
| 読んだ本 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0)
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